息子がシングルマザーと結婚するのは反対?結婚を反対された時の対処法と再婚タイミングを紹介

シングルマザーの場合、交際が順調に進んでいても立ちはだかる障壁、両親の壁。両親に結婚を反対され、関係が破綻してしまうシングルマザーと初婚男性(息子)カップルは多いです。この記事ではシングルマザーと息子(初婚男性)の結婚を両親に認められなかった理由、反対された時の対処法、シングルマザーカップルが結婚を反対される確率などをどこの記事よりも詳しくご紹介しています。これからシングルマザーとの結婚を考えている男性、初婚男性との結婚を考えているシングルマザーにぜひ読んで頂きたい内容になっています。
【調査】シングルマザーと初婚男性(息子)の結婚は反対?賛成?
そもそもシングルマザーと息子が結婚するのを反対する両親はどのくらいいるのでしょうか。再婚した夫婦(シングルマザーと初婚男性の組み合わせ)にアンケートを実施しました。得られた有効回答数は86回答です。世間の回答や過去のデータを元にご紹介していきます。小数点は四捨五入しています。
早速結論を言ってしまうと双方の両親はシングルマザーと初婚男性の結婚に対しての反応はどちらも似たような結果になりました。ただ男性側の両親の賛成の反応は30%を切っていて、賛成する人は3人に1人未満であります。
シングルマザーの親の反応と意見
シングルマザー側の親の場合、「子供が虐待されるのではないか。」という心配であったり、「相手が初婚で相手の人生を棒に振ってしまわないのか。」という不安であったり、「1度離婚すれば離婚に抵抗がなくなる。」などの意見が見られました。基本的には自分の孫を心配する意見が多く見られました。
初婚男性(息子)の親の反応と意見
初婚男性側の両親的には「地のつながっていない子供を大切にすることができるの?」「わざわざシングルマザーを選ばなくても・・・」「離婚歴がある人は2度も3度も離婚する可能性がある。」という意見があり、特にわざわざシングルマザーを結婚相手に選ばなくても良いのでは?という意見が多くありました。上記のような結果が出ています。この上記のデータを元にシングルマザーと初婚男性が結婚するのに適したタイミングをご紹介します。
シングルマザーと初婚男性が結婚するのに適したタイミング
先ほどご紹介したデータを元に、結婚を反対されにくいタイミングをご紹介します。もし以下で紹介するタイミングに差し掛かっていて、恋人の関係が良好であれば、結婚するタイミングなのかもしれませんね。
子供の物心が付く前
子供の物心が付く前(3歳未満)であれば結婚するタイミングなのかもしれません。なぜ3歳未満かと言いますと大体3歳ぐらいになると子供の記憶が定着しつつあり、お父さんを認識し始めます。逆に言えば3歳未満であれば再婚相手を本当のお父さんのように認識し、違和感なく接してもらえることになります。また子供に記憶がなければ結婚した後にできた生活リズムも子供は受け入れやすいです。
タダ一つ気を付けて頂きたいのが、最近ニュースになっているシングルマザーの子供に対しての虐待です。厚生労働省の発表によれば子供を虐待している属性で2番目に多いのが彼氏であったり、再婚相手なんですよね。子連れ再婚での虐待は子供の年齢が低ければ低いほどつながりやすく、また死亡にもつながっています。そういったことがあることを知った上で、再婚するのであれば相手をきちんと見極める必要があります。
子供が彼氏を「パパ」として認めた時
次に結婚するタイミングとして挙げられるのが子供が再婚に対してポジティブな印象を持った時です。具体的に説明しますと、子供が彼氏のことを「パパ」と呼んだ時、子供から再婚を提案された時です。これは結婚のタイミングとしてわかりやすいですよね。子供からアクションを起こしたということは子供は結婚に心の準備ができたということ。
実際に再婚した芸能人カップルでもありました。爆笑問題田中さんと山口もえさん夫婦は結婚に対して非常に慎重でしたが、山口さんのお子さんが田中さんを「パパ」と呼んだ時、二人は結婚を決めたそうです。今までも幸せな家庭を築いているので、これは良いタイミングで結婚してうまく行っている一例ですよね。
ただ気を付けなければいけないのは、子供に「結婚したい。」という圧力をかけてしまうことです。子供は結婚をすることに対して心の準備ができていないのに、結婚するようなことを匂わすと、子供は無理に受け入れないといけない。と自分の感情に蓋をしてしまいがちです。そして「お父さん」と呼ばざる負えなくなります。そういう場合は10年も経たずに家庭は崩壊しやすいです。無理に子供に我慢をさせて、不幸にさせ、結婚しても掴んだ幸せは水のように消えていきます。
子供が18歳を過ぎた時
子供が18歳を過ぎ、自立した時は良い結婚タイミングでしょう。18歳を過ぎたということは世間的には大人として扱われますし、もう心は子供ではないので、自分は自分、他人は他人と分けて考えることができます。また子供が自立した後に再婚することに残りの人生、夫婦2人の時間だけを過ごすことができます。また周りからも祝福されやすく反対されることはほとんどないでしょう。
ただデメリットとして考えられるのは「結婚までに時間がかかる」「結婚後は子供を産むのが難しくなる」ということです。この点についてお互い話合って問題がなければ、個人的には子供が自立してから結婚することをオススメします。
両方の親に賛成された時
初婚男性側の両親、シングルマザー側の両親から結婚を賛成された時、結婚をするのにピッタリのタイミングと言えるでしょう。両方の親からの賛成を得ることができれば、何か困ったことが助けになってもらいやすいですし、なにより安心して結婚することができます。ただ両親が納得していても子供が納得していない場合は、子供を取るか、結婚を取るかの難しい選択を迫られることになります。
結婚を反対された時の対処法について
結婚を反対されたら諦めるべきなのか悩んでしまいますよね。ショックを感じる方もいるでしょう。ただ先ほど紹介したデータをご覧になったらわかると思いますが、シングルマザーと初婚男性の結婚の場合、両親からの反対はつきものなんですよね。だから「反対される可能性が高い」とわかっていれば受けるショックを多少なりとも軽減することができるでしょう。これは自分が逆の立場に立てば理解できると思いますが、もし初婚の男性とシングルマザーが「結婚したい」と言われたら・・・賛成するでしょうか。反対するでしょうか。
もちろん子供が成人していれば、両親の反対なんか無視して結婚して夫婦2人の時間を過ごすことができますが、結婚を考えているシングルマザーの子供はたいてい成人していません。子供がいるからこそ、両親からの祝福をもらって結婚したいもの。反対されても結婚したいのであれば、諦める必要はありません。ここでは両親に結婚を反対された場合の対処法をご紹介していますので、ぜひ反対された時、反対されるかもと思う人は参考にして頂ければ幸いです。
まずは親の気持ちを知る
まずは自分の言いたいことなどを言う前に、まずは相手の主張や相手の気持ちを知ることを始めましょう。間違って自分の主張を通そうとするのは悪手。交際相手や結婚生活で起きるリスクなどを知っていても、両親の気持ちを知らないことが多いです。知ろうとせずに主張を通すとお互い平行線のまま、いがみ合うことになります。なのでまずは相手のことを知ることが先決なんです。
「どうせ結婚を認めてくれない。」と悲観的になるのではなく、まずは相手の主張や価値観を知ろうとしてください。それだけでも大きく変わってきます。話方や内容、態度などを見てからも良いでしょう。出方を伺うのです。まずは相手のことを知った上で、妥協点(着地点)を探ることをオススメします。まずは自分の主張を聞いてほしい場合は、相手の主張から聞くことをオススメします。
その上で自分のことを知ってもらう
まずは相手のことを知ったと思います。相手の主張などを踏まえて自分の意見を伝えましょう。説得をする前に、自分がどういった人間なのかを一通り話し、その後で説得に移りましょう。そもそもいきなり結婚すると言われて、「OK」という人はいないでしょう。どんな人なのかも知らないのに「結婚したい」「なぜ反対するんですか」と詰め寄ってもうまくはいきません。
まずは「離婚した理由」これはウソをつかずに正直に話しましょう。良く魅せようとして、メッキが剥がれた時、とんでもない事態を招いてしまうことも。次に現在の状況、仕事、生活状況、結婚に踏み切った理由をきちんと話すことをオススメします。そして彼と子供の関係性を話し、結婚できるようにお願いしましょう。
時間をかけて関係を築いていく
「早く結婚をしたい。」「早く認めてもらいたい。」そんな気持ちが前に出て、焦ってしまう気持ちはわかります。ただ他人を説得する場合、焦りは禁物です。焦っている様子が見えたら、躊躇してしまうものです。そもそも信頼関係がない状態で「結婚したいです」と言われても、両親からすれば不安しかないので、賛成されることはまずないでしょう。まずはゆっくり関係を築き、認めてもらうしか方法はありません。シングルマザーとの結婚を反対する理由は色々ありますが、記事冒頭のデータでご覧になったと思いますが、3分の1は結婚を反対します。
こまめに時間を作り、両親との距離を詰めて、説得するしか方法はありません。焦らずに落ち着いていきましょう。
絶対に感情的にはならない!
最後に絶対に忘れないでほしいのが絶対に感情的にならない。ということです。強く反対されるとつい自分を否定されているような気になり感情的になってしまう人がいるようです。結婚を反対されているだけで、人格を否定しているワケではないですよ。感情的になると局面は悪くなる一方です。相手が感情的になっても、こちらが冷静で落ち着いていれば、相手も空気感を感じ、落ち着きを見せるはずです。
感情的になると相手からの印象は悪くなりますし、結婚を認めてもらいにくくなります。できるだけ落ち着いた雰囲気で優しい言葉遣いを意識しましょう。
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